菊池先生への質問と回答

Q.1
刀はいくらくらいしますか

A.1
高いもの、安いもの、値段はピンキリですが平均すると中古の軽自動車が買えるくらいのお値段です。

Q.2
刀は何で作られているんですか(材料)

A.2
日本刀は玉鋼で作っています。砂鉄を木炭で還元して鋼を作る、たたら製鉄という方法で作られる鋼を使うのです。

Q.3
刀鍛冶として一人前になるにはどのくらいかかるんですか

A.3
まず刀鍛冶になるためには刀鍛冶の所へ弟子入りし5年間修行をして鍛冶仕事をみっちり身につけます。それから文化庁が主催する作刀技術研修会というところで行う試験を通れば刀鍛冶として活動できるようになります。

独立してからもいろんな勉強や技術の練習があります。

Q.4
刀の他になにか作っていますか

A.4
日本刀以外にも包丁やナイフなどの刃物を作っています。皆さんのお家で使っている包丁など刃物の研ぎもやっています。

Q.5
刀を作るのに一番大切なことはなんですか

A.5
健康第一。健康でないと長時間火の前で作業出来ません。また色々な条件や道具など欠かせないことが多いです。

Q.6
鉄(刀)を溶かすと何℃くらいになりますか?

A.6
鉄の融点は1,538℃なので、その温度を超えると鉄は溶け出します。

Q.7
刀は持っていてもいいのですか?

A.7
日本では、日本刀と呼ばれる美術刀剣類は、すべて県の教育委員会で登録されています。その証明である登録証を一緒に持っておけば誰でも刀を持っていて良いのです。

Q.8
1番刀を作る時に大変な事はなんですか?

A.8
いつでも気は抜けません。一貫して大変です。ただ、だからこそ完成させた時の喜びは大きいのです。

Q.9
ひょっとこはいつもは付けてないんですか?

A.9
キッズタウンフェスタのために特別に作ったものです。普段は付けていません。

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