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五月女先生への質問と回答
Q.1
1箱に何枚入ってるんですか?30〜50箱だと、何枚くらいですか?
A.1
1箱にだいたい8名分程度ジャージが入っていて1人4アイテム6枚購入するケースが多いので48枚くらいです。30〜50箱だと1400枚〜2400枚程度です。
Q.2
機械が4台と1台は、なにが違うですか?作るものによってなんですか?
A.2
4台の方はコンピュータミシンで機械にセットすれば自動で縫ってくれます。数が多い場合に同じマークや文字を刺繍する時に使います。
1台のやつは手動なので学生服やスカートの個人名刺繍を1枚ずつ縫う場合に使います。こちらは技術を持った職人しか縫うことが出来ないミシンになります。
Q.3
バイリンって、なんですか?
A.3
バイリンとは刺繍する時に下にひいて刺繍する紙のことでひくことで刺繍を丈夫で綺麗に仕上げることが出来ます。
Q.4
機械は、1台いくらですか?
A.4
機械は一頭(一つ縫う箇所)で100万くらいなので1台だと6〜8頭あるので600〜800万です。
Q.5
長い物(製作時間)だと、どのくらいかけて刺繍するんですか?
A.5
短い個人名刺繍だと2分くらい、長い物(大きい刺繍)だと1時間半とか縫ってる場合もあります。
Q.6
1番大きい刺繍(製品)だと、どのくらい大きいんですか?
A.6
学校の校旗や体育館にある垂れ幕などへの刺繍です。
Q.7
1番小さい刺繍(製品)だと、どのくらい小さいんですか?
A.7
5ミリくらいの文字から刺繍出来ます。製品だと4センチくらいのワッペンになります。
Q.8
糸は、からまったりするんですか?
A.8
糸は絡まったり切れたりしますが縫ってる時はコンピュータミシンは自動で止まります。
Q.9
速さは、どのような時、変えるんですか?
A.9
遅くする時はもぐりやすい製品などの場合、速くする時は単純な刺繍をする場合に変えます。
Q.10
パールヨットのレーヨン?って、なんですか?
A.10
糸の材質になります。
Q.11
糸の『75』『120』の使い分けは、どうしてるんですか?
A.11
使い分けは細かい刺繍は[75]、幅を振ったり1.5センチくらいの個人名刺繍からは[120]の糸で刺繍します。
Q.12
どこの学校の刺繍をやってますか?
A.12
ジャージだと近辺は開智未来や羽生第一、羽生実業、久喜の中学校等で西部地区の学校など50校ぐらい個人名やマークを刺繍しています。制服などを合わせると300校くらいの学校の刺繍にたずさわっています。
Q.13
体操着などの刺繍を間違えたら、どうするんですか?
A.13
間違えたら刺繍を上手にほどいて入れなおします。
ダメな場合は買い取ります。
刺繍を入れるよりもほどく方が時間がかかります。
Q.14
横振りミシンでのフリーハンド刺繍を習得するのにどのくらいの期間が必要ですか?
A.14
頑張り次第ですが3~5年はかかります。
基本的に字を書くのと同じイメージで刺繍するので書道や硬筆が上手な人に向いている技術になります。
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